私は、バイオリニストのHimariさん(吉村陽毬さん)の大ファンで
子供達とYoutubeを見たりコンサートに行ったりと楽しく推し活しています🎻
そんなHimariさんがベルリン・フィルハーモニーとの共演で
ソリストとしてステージに立ったということで、
(ヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲第1番…すごすぎる!)
ベルリン・フィルハーモニーのホールの設計について建築的な面でも考察をしてみたいと思いました。
ベルリン・フィルハーモニーのホールの設計について
実は、ベルリン・フィルハーモニーは
“音楽を聴くための箱”ではなく、“観客全員が音楽を共有する空間”として設計されています。
なぜなら、
従来のコンサートホールのように「舞台の正面に観客が並ぶ」という構造ではなく、
舞台を中心に、客席がぐるりと囲む
“ヴィンヤード(ぶどう畑)型”と呼ばれる構造を採用しているからです。
ぶどうを育てる時の、斜面に段々に広がって日当たりが良い環境のように
演者を近くで感じることができて、音楽を聴きやすい環境ということですね。
これは、ドイツの建築家ハンス・シャロウンによる設計思想で、
「演奏者と観客を分断しない」という考え方が反映されています。
客席が舞台を囲むように段々畑のように配置されていることで、
観客はまるで演奏の中に包み込まれるような感覚を味わうことができます。
また、どの席からでも舞台との距離感を近く感じやすく、
“みんなで音楽を共有している”という一体感が生まれやすい構造になっています。
現在では世界中のコンサートホールに影響を与えているこの形式ですが、
1963年の完成当時は、かなり革新的な設計だったと言われています。