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サウナ付きバスルーム

世田谷区に理想のマイホームを:サウナを備える住空間の総合プランニングのコツ

サウナ付きバスルーム
  • 東京都の女性からのご相談内容
    • 「世田谷区で土地を探しています。駐車場2台分、子供部屋2つ、和室4畳前後、さらに自宅にサウナを設けたいです。2階建てか3階建てかはまだ検討中です。」

今回の記事では、お客様のご相談内容をもとに、各スペースを総合的に関連付けて、建物全体の構成に配慮した住まいづくりのポイントをお伝えします。

サウナ空間を中心に考えた住まいのプランニング

サウナ設置における建物内の配置と湿度管理

サウナは高温多湿(または高温乾燥)を伴う空間ですので、他の居住空間と区切りを設け、湿気や温度が全体に影響しないようにすることが重要です。

たとえば、サウナに隣接する形でボイラールームを駐車場近くに設置することで、メンテナンスや点検もスムーズに行えます。

駐車場から直接アクセスできるようにしておくと、換気も簡単で、防湿対策にもなります。

また、サウナとシャワールーム、洗面所を一つのゾーンにまとめ、湿度が他の居住空間に広がらないよう、空間全体の防湿・断熱性能を高めることもポイントです。

このような設計により、建物の温度管理を一体的に考えることができ、快適でエコな生活が実現します。

建物全体とのバランス:サウナから和室、リビングへのつながり

リラックス空間としてのサウナは、リビングや和室とつながりをもたせることで、住まい全体の一体感が生まれます。

サウナからリビングや和室への導線を意識することで、ご家族がリフレッシュできる動線を確保することができます。

特に、4畳程度の和室をリビングに隣接して設ける場合、普段はリビングの一部としても活用できるため、家族の集まりやゲストを迎える際に柔軟に対応できる多機能空間となります。

サウナ利用後、和室でくつろぐといった日常のシーンも想定して設計することで、住まい全体がスムーズにつながります。

駐車場と子供部屋の配置バランス

駐車場からの便利なアクセスと外部からの視線を考慮した設計

駐車場は、日常生活においてアクセスしやすいだけでなく、周囲からの視線に配慮した設計が重要です。

例えば、駐車場とサウナエリアを隣接させ、ボイラールームの点検や物置きスペースとして活用できるようにすれば、建物全体の効率も高まります。

また、駐車場の位置は、子供部屋の窓からの視線が気にならないよう配慮し、外観としてのバランスも整えましょう。

駐車場が子供部屋の窓の正面やすぐ近くにあると、駐車時の動線や車の出入りが見えやすくなり、落ち着かない可能性があります。

これは、お子様にとってプライバシーの確保や生活環境の快適性を考えると、あまり望ましくありません。

そのため、子供部屋から直接駐車場が見えにくい配置にすることで、お子様が安心して部屋で過ごせるよう配慮することをお薦めするものです。

また駐車場の位置は、家の外観やデザインに大きな影響を与えます。

子供部屋が道路側に面する場合、駐車場の配置を工夫することで、全体の外観バランスが良くなり、建物のデザイン性が高まります。

駐車場スペースがしっかりと確保されることで、来客時にも安心して停めることができ、利便性の高い住まいが実現します。

子供部屋の配置と安全性を重視したプラン

お子様が成長した際の独立性を保つために、子供部屋は2階に配置し、リビングや親の寝室から適度な距離を保つと良いでしょう。

2階建て、3階建てどちらの場合でも、子供部屋同士が隣接しつつもプライバシーが守られる配置を意識することで、互いに干渉し過ぎず、それぞれのプライベート空間を確保することができます。

また、サウナやシャワールームが近くにあると、子供がサウナや水回りを使う際のアクセスが便利で、生活全体が動線に沿って効率的に進むようになります。

総合的な予算と計画:全体構成のコストバランスを考える

各スペースの費用感を確認し、予算に合わせた構成を

マイホームの設計において、サウナや和室、駐車場、子供部屋といった各スペースの要望に応じた総合的な予算把握は非常に重要です。

特に、サウナなど特別な設備を導入する際は、全体の費用バランスを見ながら予算の優先順位をつけておくと、理想の住まいづくりがスムーズに進みます。

  • サウナ:
    • 標準的なサウナ設備は、設置費用が100〜200万円程度が相場ですが、サウナのタイプや素材によって費用が変動します。
      例えば、遠赤外線サウナやドライサウナなど、目的に応じて設備を選ぶことで、予算に合わせた導入が可能です。
  • 和室:
    • 4畳ほどの和室をリビングに隣接させる場合、床の間や押し入れを備えるとデザインの幅が広がりますが、その分費用がかかる場合もあります。
      シンプルな構成で和室をリビングの一部として利用することで、コストを抑えつつ、多機能空間を実現できます。
  • 駐車場:
    • 2台分の駐車スペースを確保するには、約40〜50平方メートルの面積が必要です。駐車場の地面をどのように舗装するか、或いはカーポートの有無に応じて費用が変わるため、設計の段階で予算との兼ね合いを確認すると良いでしょう。
      また、駐車場の位置と出入りの利便性、メンテナンスや訪問客の利用も考慮し、最適な配置を検討します。
  • 子供部屋:
    • 子供部屋はシンプルな内装にすることで初期費用を抑え、成長に合わせて家具や装飾で個性を出せる柔軟な構成が理想です。
      プライバシーを確保しつつも、家族とのつながりが感じられる配置にすると、住まい全体が使いやすくなります。

このように、各スペースごとに費用感を把握し、全体の構成に合わせた予算の優先順位をつけることで、理想と現実のバランスを保ちながら満足度の高い住空間を実現できます。

建物全体としての一貫したコンセプト作り

各スペースを単体で考えるのではなく、建物全体としてどのようなコンセプトでまとめるかが大切です。

今回のように、サウナや和室、子供部屋などがバランスよく配置された家では、「リラクゼーション」「ファミリー」「多機能性」をコンセプトにすることで、一貫した住空間が完成します。

また、建物の構造としても、2階建てや3階建てのいずれかを決定する際に、プライバシーや生活動線を意識したゾーニング(空間の区画)を設けることで、日々の暮らしの快適さが大きく向上します。

お問い合わせいただいた方へ

住まいの夢研究室では、このように各スペースの個別相談に加え、建物全体のコンセプトや構成についてもアドバイスさせていただいています。
マイホームでの快適な暮らしの実現に向けて、皆様が理想の住まいづくりを楽しんでいただけるよう、今後もサポートさせていただきます。

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