「大型犬を飼いたい」「親の介護も視野に入れた家づくりをしたい」というご希望を持つ方がいらっしゃいます。
このようなライフスタイルを実現するためには、具体的なプランニングが重要です。
今回目にしたお問い合わせ内容を参考に、家づくりでのポイントを詳しく解説していきます。
以下にお問い合わせ内容を簡潔にまとめました。
お問い合わせ内容の要点
- 世帯年収800万円で頭金なしのフルローン(3,500〜4,500万円程度)を検討
- 大型犬を室内で飼いたい、一人暮らしを予定
- 親の要介護時を見据え、1階に5〜6畳程度の部屋を設置
- 1階:LDKと部屋1室、2階:主寝室とテレワーク部屋を希望
それでは、これらの希望をもとにしたプランニングポイントを解説していきます。
大型犬と快適に暮らす家づくりのポイント
1. ケージや生活スペースの確保
大型犬を室内で飼う場合、犬の快適さと生活動線を考えた設計が欠かせません。
ケージの配置:
ケージはリビングの一角に設置し、家族の目が届きやすい場所を選びましょう。
ただし、大型犬のケージは相応に広さが必要なため、リビングの一部をあらかじめ専用スペースとして計画することをおすすめします。
- ポイント:
例えば、幅1.2m × 奥行き0.9mのケージを想定し、その周辺に余裕を持たせる設計を考えると良いでしょう。
床材選び:
犬がフローリングで滑りにくいように、滑り止め加工のある床材や、掃除しやすい防水素材を選ぶのが理想的です。
2. トイレスペースの計画
犬のトイレスペースは、リビングから離れた目立たない場所に設置すると清潔感を保ちやすいです。
- トイレトレーが設置しやすいスペースをあらかじめ確保
- 消臭機能の高い壁材や、トイレスペース近くに換気扇を設けるのも効果的です
3. ペット用の便利設備
水飲み器や給餌器を設置する場合、コンセントの位置を計画に組み込みましょう。
また、洗い場としてユーティリティスペースに小型シャワーを設けると、汚れた際のお手入れが便利です。
親御さんの介護を見据えた部屋作り
1. 1階の部屋の設計
親御さんが将来要介護となった場合を見据えた1階の部屋設計が重要です。
部屋サイズ:
5〜6畳程度で十分ですが、ベッドや介護器具を置くスペースも考慮すると、やや広めに設計すると安心です。
トイレ動線の確保:
部屋からトイレまでの距離は短くし、できれば廊下の幅は85cm以上確保。
手すりを設けても車椅子が通れる設計が理想的です。

2. バリアフリーの工夫
- 部屋や廊下の段差をなくし、床材は滑りにくいものを選択。
- 必要に応じて手すりを設置し、万が一の転倒防止を考慮。
キッチン設計のポイント
キッチンを「奥まった形」にしたいというご希望は、料理に集中できるスペース作りには適しています。
配置の工夫:
奥まった場所に配置することで、生活空間と調理空間を分けられます。
また、収納スペースを増やすことも可能です。
親御さんへの配慮:
キッチンから親御さんの部屋が視認できるレイアウトにすると安心感があります。
例えば、引き戸や小窓を設けることで視線を通しやすくすることも可能です。

資金計画の見直しも重要
世帯年収800万円で頭金なしのフルローンは、可能性としては十分考えられます。
ただし、無理のない返済計画を立てるため、以下の点を確認しましょう。
月々の返済額:
返済額は手取り収入の25~30%以内を基準とし、優先事項や将来のライフプランを踏まえて無理のない資金計画を立てることが重要です。
今回のケースでは、一人暮らしという点や収入状況から、30%以内でも安心して進められると判断しましたが、生活にゆとりを持たせたい場合は25%以内を目安に調整してみてください。
諸費用の考慮:
物件価格以外にも、登記費用や火災保険、ローン保証料などが必要です。
これらを踏まえた総予算を検討しましょう。
【まとめ】
大型犬と一緒に暮らすマイホームを計画する場合、ペットのための快適な環境づくりと、ご自身やご家族の将来を見据えた設計がポイントです。
今回のように、具体的な希望や生活スタイルを明確にすることで、理想の家がより現実的になります。
何かご不明な点や具体的なプランのご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!