実家に住む人がいなくなった、など
「空き家をどう管理したらいいんだろう?」
という悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
空き家は適切に管理しないと老朽化が進み、
資産価値が下がるだけでなく、近隣トラブルの原因になることもあります。
でも、定期的な点検と管理をすることで、劣化を抑えて家を良い状態に保つことができます。
今回は、月1回の管理で空き家を守る方法について、詳しく解説していきます。
(※遠方などで管理が難しい場合には業者に頼むことや売却・賃貸などの方法もあります。→内部リンク予定)
空き家の管理が必要な理由
「人が住んでいない家は、思った以上に早く傷んでしまう」と言われるように、定期的な管理を怠ると、次のような問題が発生します。
1. 建物の劣化が進む
- 換気をしないと湿気がこもり、カビや腐食が発生する
- 長期間通水しないと配管が詰まり、悪臭や水漏れの原因に
2. 近隣トラブルのもとになる
- ポストに郵便物が溜まると、防犯面でリスクが高まる
- 草木が伸びすぎると景観を損ねたり、害虫が発生しやすくなる
3. 災害時の被害が大きくなる
- 台風や地震で屋根や外壁が損傷しても気づかず、修理費が増大
- 雨漏りが長期間放置されると、家全体の耐久性が低下
✅ 月に1回の点検をするだけで、これらのリスクを大幅に減らせます!
空き家の管理方法|自分でできる対策
1. 建物内部の管理
🟢 換気(60分程度)
- すべての窓や収納扉を開けて、空気を入れ替える
- 換気扇も回して、湿気を外へ排出
🟢 通水(3分程度)
- すべての蛇口を3分ほど流し、水道管の詰まりを防ぐ
- 排水口にも水を流して、防臭・防虫対策を
🟢 室内清掃
- ホコリや汚れを取り除き、カビや害虫の発生を防ぐ
2. 建物外部の管理
🟢 郵便物の整理
- ポストや玄関に溜まった郵便物・チラシを処分
🟢 敷地内の清掃
- 落ち葉やゴミを掃除し、害虫の発生を防ぐ
🟢 草取り・庭木の剪定
- 近隣の迷惑にならないよう、伸びすぎた草木を手入れする
空き家の点検方法|異常の早期発見が大切!
台風や地震の後は、次の点検を必ず行いましょう!
1. 屋根・外壁
✅ 屋根:瓦や金属屋根のズレ・割れ・サビ・苔をチェック
✅ 外壁:ひび割れや色あせ、カビ・汚れの有無を確認
2. 建物内部
✅ 天井:シミ・剥がれ・たわみがないか
✅ 壁:カビ・浮き・ひび割れを確認
✅ 床:床材の浮き・剥がれ・傾き・シミの有無
✅ 窓・ドア:開閉がスムーズか、施錠に問題はないか
3. 設備の点検
✅ 給排水:水漏れ、詰まり、赤水(錆びた水)が出ないか
✅ 雨どい:水漏れやひび割れがないか
4. 家の周囲
✅ 庭木・雑草:害虫の発生や、近隣への影響を確認
✅ バルコニー・手すり:破損やぐらつきがないか
✅ 土台・基礎:ひび割れや傾きがないか
✅ 小さな異常に気づくことで、大掛かりな修理を防ぐことができます!
まとめ|空き家の管理は「月1回」がカギ!
空き家を放置すると、建物の老朽化や近隣トラブル、災害時の被害増大といった問題が発生します。
でも、月1回の管理と点検を行うだけで、長く快適に維持することが可能です!
✅ 建物内部の換気・通水・清掃を忘れずに!
✅ 敷地や郵便物の整理をして、防犯・環境対策を!
✅ 台風や地震の後は、必ず点検を!
将来的に売却や活用を考えている方も、日頃の管理が重要です。
大切な資産を守るために、実践しましょう!
(※遠方などで管理が難しい場合には業者に頼むことや売却・賃貸などの方法もあります。→内部リンク予定)