【外構の失敗例】玄関アプローチで後悔しないために、今考えておくべきこと

マイホームの外観を印象付ける「玄関アプローチ」。
ですが、実際には生活のしやすさにも直結する、とても大切な場所です。

ここを軽視してしまうと、毎日の出入りがストレスになったり、将来的に大きな負担になったりすることも…。
今回は、よくある失敗例とその解決策をわかりやすく整理し、後悔しないための考え方をお伝えします!

【よくある失敗例】

まずは、玄関アプローチでありがちな失敗例を見ていきましょう。

✅ 高齢になって外階段や段差の昇り降りが辛くなった【特によくある】
✅ スロープを作ったら、外構スペースがほとんど無くなった
✅ 玄関前の床が滑りやすく、雨の日が危ない
✅ 砂利が散らばって掃除が大変【特によくある】
✅ 北側玄関に苔が生えてしまった
✅ 高級感を出そうと黒いタイルを選んだら、汚れが目立ってガッカリ
✅ 水はけが悪く、アプローチに水たまりができる

こうした失敗には、それぞれ共通する原因があります。
それは、

👉 「見た目重視で設計しすぎる」
👉 「長期的な使い勝手まで考慮できていない」

という点です。

【結論】玄関アプローチは、今だけでなく「将来」を見据えて設計すべきです!

  • 見た目と実用性のバランスを取る
  • 生活スタイルの変化を見越す
  • 安全性・メンテナンス性も最初から考慮する

これが、後悔しない玄関アプローチづくりの鉄則です。

【具体的な解決策】

失敗例ごとに、どう対策していけばいいかを整理しました。

① 段差・階段問題

  • 段差はできるだけ段数を増やして緩やかに
  • 将来的にスロープ併設もできるよう、スペースに余裕を持った設計
  • 玄関ポーチに手すり設置を最初から計画しておくのも安心

💡 高齢者だけでなく、小さなお子さんや妊娠中の方にも優しい設計に!

② スロープとスペースのバランス

  • スロープが必要な場合、アプローチ全体の動線設計を見直す
  • 建物周囲の余白設計がカギ
  • スロープ以外にも、手すり+小段設置のハイブリッド型も検討

③ 滑りやすい床材への対策

  • タイル選びは滑り止め加工ありが絶対条件
  • 特に北向き玄関や雨に濡れる場所では、ザラつき感が重要

④ 砂利・苔・汚れ対策

  • 砂利は 樹脂固定タイプ(防草砂利)を検討することで散らかり防止
  • 北側や日陰には、苔がつきにくい透水性の高い舗装材を選ぶ
  • 黒いタイルなど汚れが目立ちやすい素材は、メンテナンスを前提に設計する(クリーニングしやすい素材選び)

⑤ 水はけの悪さ対策

  • アプローチ床面の勾配(傾き)を設計段階でしっかり設定
  • 排水経路を事前にプランニングしておくこと
  • 透水性コンクリートやドライテック舗装も選択肢に!


【まとめ】「玄関アプローチは家の顔」、そして「暮らしの入口」です。

見た目のおしゃれさはもちろん大切ですが、
本当に大切なのは、毎日を安全で快適にすること

そして、10年、20年先を見据えた計画が、
あなたの暮らしを豊かに支えてくれます。

「どんなアプローチにしようかな?」と悩んだら、
ぜひ生活目線と将来目線の両方を持って考えてみてくださいね。

【さらに詳しく知りたい方へ】

外構・玄関アプローチの設計について、
実際に専門家の意見を聞いてみたいという方へ。

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