友人が引っ越したので遊びにいかせてもらいました。
その時に、
「ゴミ捨て場のところの水はけが悪くて
ゴミを捨てに行く時に長靴で行かないと捨てられない。」
と嘆いていました。
さらに、そのゴミ捨て場付近(水はけの悪い地域の付近)で
次々と様々なハウスメーカーで新しい家の建築が始まっていました。
目次
雨の日に土地を見に行く重要性と水はけが悪い場合の対策
土地探しをする際、晴れの日だけでなく、雨の日にも現地を訪れることが大切です。
土地の水はけは、晴天時には分かりにくい問題で、友人の事例のように後から気づくと後悔につながることもあります。
この記事では、土地探しの際に注意すべきポイントと、水はけが悪い土地を選んだ場合の対策について解説します。
晴れの日と雨の日、両方で土地を見るべき理由
1. 水はけの状態を確認できる
- 雨の日に訪れると、地面に水たまりができやすい箇所や、排水がスムーズでない場所が分かります。
- 道路やゴミ捨て場の近くなど、日常的に利用する場所の水はけを確認しておくと安心です。
2. 排水設備の状況が分かる
- 土地や周辺地域の排水溝や側溝の設置状況、整備の程度が確認できます。
- 排水設備が整っていない地域では、大雨の際に浸水被害が発生しやすい可能性があります。
3. 土地の活用計画に影響する
- 水はけが悪いと、家を建てる際に地盤改良や排水工事が必要になる場合があります。
- 土地探しの段階でこれを把握しておけば、後の予算オーバーを防げます。
水はけが悪い土地を選んだ場合の対策
1. 地盤改良工事
- 盛り土工法: 土地の高さを上げて水が溜まりにくい環境を作る。
- 地盤排水工法: 土壌の中に排水パイプを埋め込み、雨水を効率的に排出。
2. 排水設備の設置
- 土地内や敷地周辺に排水溝を設ける。
- 雨水桝(ます)やフレンチドレインを利用して、余分な水を吸収・排出する仕組みを導入。
3. 雨水利用設備
- 雨水タンクを設置して、雨水を貯めてガーデニングや清掃に活用。
- 排水問題を軽減しつつ、環境にも優しい選択です。
4. 生活導線の工夫
- ゴミ捨て場など、日常的に使う場所にアクセスしやすい導線を設計。
- 水はけが悪いエリアには、コンクリートや透水性舗装材を使った道を敷くことで、泥濘(ぬかるみ)を防ぎます。
土地探しの際にやるべきこと
1. 雨の日の視察
- 雨が降った直後や、数時間後の状況もチェックして、水たまりの有無や水の流れを確認しましょう。
2. 周辺住民へのヒアリング
- その地域に住む人々から、雨の日の状況や排水の問題について情報を聞くと、地元の実情が分かります。
3. 専門家に相談
- 不動産会社や建築士に、地盤や排水の状況について確認してもらいましょう。
- 必要なら、土地購入前に地盤調査を依頼するのも一つの手です。
まとめ
土地探しでは、晴れの日と雨の日の両方で現地を確認することが大切です。
特に水はけの問題は、土地選びにおいて見過ごされがちな重要ポイントです。もし気に入った土地が水はけの悪い地域でも、適切な対策を取れば安心して暮らせる住環境を作ることができます。
雨の日にも現地を訪れ、将来後悔のない土地選びを目指しましょう!